甲武信ヶ岳(こぶしがたけ)

日程
2002年5月3日(金)夜発 ~ 5月5日(日)
参加者
白井 雅代(第30代)
矢作 春奈(第32代)
小林 英司(第31代)
井上 陽一(第31代)
多田 大輔(第31代)
行程
5/3(金)
JR新宿駅 →【特急あずさ69号】→JR小淵沢駅
5/4(土)
JR小淵沢駅→JR信濃川上駅→【バス】→梓山→毛木平(モウキダイラ)→千曲川源流水源地標→甲武信ヶ岳山頂→甲武信小屋
5/5(日)
甲武信小屋→木賊(トクサ)山→西沢渓谷入口バス停→【タクシー】→JR塩山駅

小淵沢駅前
今回はゴールデンウィークを利用し、甲武信ヶ岳へ行く事に。陽一は結婚式を翌週に控えているのだが、とてもそのようには見えない…。

特急あずさは、23:12小淵沢駅に到着。駅を出て右側の駐車場脇のスペースにテントを張らせてもらいました。

梓山バス停付近
5:30頃起床。JR小海線で信濃川上まで行き、更にバスで梓山へ。ここから出発。しばらく舗装された道路を歩く。

1時間程で毛木平に到着。ここまでは自動車が入れるので、駐車されている車が結構多い。

ナメ滝
毛木平から2時間程でナメ滝に到着。水が冷たくて気持ちが良かった。

ここを過ぎたあたりから残雪が目立ち始める。

お昼はサンドイッチ。美味でした。

千曲川信濃川水源地標
5本目の休憩をとった場所から数十メートル先が千曲川水源地標だった。標識が立っていなかったら気付かずに通り過ぎそう。

だんだん登りが急になっていきます…。

甲武信ヶ岳山頂(2475m)
14:28、甲武信ヶ岳山頂に到着。多田がバテたせいで遅れました。ごめんなさい。

頂上の天気は晴れ。展望よし。ゴールデンウィークなので人はやや多め。

頂上から甲武信小屋までは10分程度なのだが、残雪とぬかるみで滑りやすい事この上なしだった。陽一ころぶ。

雪掻きに命をかける男
甲武信小屋のテン場。雪のないスペースは、全て先客あり。

スコップを貸し出ししていたのは、自分たちで雪を掻け、という意味に違いない。

夕飯もまた美味しゅうございました。あと、冷やす雪には事欠かなかったのでビールもうまかったー!

雲海と富士山をバックに
2日目。夜に降り出した雨は朝には上がり、ひと安心。

木賊山を越えたあとはどんどん下る。ただ今日も足元が悪く、滑ったり転んだりが続出。

富士山がとてもきれいに見えた。これだけでも来た甲斐あり。

ヌク沢
バスの時間に間に合わせようと、ヌク沢では休憩を取らず、スルー。

しかしここで、吊り橋を渡ってすぐ登る道に気付かず、沢沿いの藪に入ってしまう痛恨のルートミス。

撮影:タクシーの運ちゃん
結局狙ったバスの時間には間に合いませんでしたが、塩山まで5,000円と言ってきたタクシーに乗り、結果オーライ。

テン場は霜柱ができる程寒かったのに、下界はほとんど夏の暑さ。

温泉は塩山駅近くのお馴染み「宏池荘」へ。皆さんお疲れさまでした。

コースタイム
5/4(土)
梓山バス停(7:36) → (8:52)毛木(モウキ)平(9:06) → (9:47)慰霊碑(10:01) → (10:57)ナメ滝(11:14) → (11:36)【昼食】(12:13) → (13:04)2185m地点【休憩】(13:24) → 水源地標(13:26) → (14:28)甲武信ヶ岳山頂(14:58) → (15:10)甲武信小屋【泊】
5/5(日)
甲武信小屋(6:20) → 木賊(トクサ)山(6:39) → (7:36)2125m地点【休憩】(7:51) → (8:42)1785m地点【休憩】(8:55) → ヌク沢の川原(9:37) → (11:01)西沢渓谷バス停
ルート
今回は細かいルートミスをしてしまったが、実際には標識も多く迷いやすそうなところはあまりない。残雪がアイスバーンになっている道や、溶け始めてぬかるんでいる道があり、滑りやすかった。
テン場
甲武信小屋 20張くらいは張れそう。水は有料 100円/リットル
交通
JR信濃川上駅(7:00) →[バス]→ (7:24)梓山/一人550円
西沢渓谷バス停(11:07) →[タクシー]→ (11:30)塩山・宏池荘/5,000円
温泉
「宏池荘」…塩山駅徒歩約10分 一人300円 石鹸あり シャンプーなし
学生時代にもよく行った温泉。これと言って特徴はない。
所感
じつは、エイジと多田は6年前にも登った同じコース。でも意外と覚えていない事が多かった。
季節的に良かったと思うが、テン場は2000mを超えているだけあってさすがに寒かった。マットと寝袋越しでも地面側が冷えるので、寝返りばかり打っていた。
今回は白井さんと矢作ちゃんに参加してもらえたので、ひさしぶりにクラブ山行のような雰囲気で楽しかったです。ぜひまた行きましょう。今度は体力つけときます(って毎回言ってる)。
記録
多田